2021年10月11日現在、超大型の台風18号が発生。
フィリピン東にあり時速20kmで西へ進んでいます。
この記事では、「台風18号2021」の米軍・ヨーロッパ進路予想や台風18号の名前の由来や台風被害に備えておくものを解説しています。
結論から言えば、台風18号の進路予想はフィリピン東→西方向の南シナ海・ベトナムの方へ進む予想。
そのため、日本への影響は低いです。
台風18号2021米軍やヨーロッパの進路予想!
まずは、気になる台風18号の進路予想を下記の4つから確認していきます。
- 米軍合同台風警戒センターの予想
- ヨーロッパ中期予報センターの予想
- Windyの予想
- 気象庁の予想
米軍合同台風警戒センターの予想
米軍合同台風警戒センター(JTWC)が発表する台風情報です。
米軍合同台風警戒センターの台風情報は、米国の政府機関が利用するものです。
でも、一般の私たちでもアクセスができますよ。
中央部に赤い文字で“TS 24W KOMPASU”と書かれているのが、台風18号(コンパス)になります。
上記の画像を見ただけでは、分かりませんよね。
次に画像の見方を解説しますね。
ABIO | インド洋の略図 |
ABPW | 西部北太平洋の略図 |
黄色い円 | 24時間以内に台風・熱帯低気圧に発達する可能性は低い |
オレンジ色の円 | 24時間以上に台風・熱帯低気圧に発達する可能性が高い |
赤い円 | 24時間以内に台風・熱帯低気圧に発達する可能性が高い |
水色の円 | 熱帯低気圧と台風の中間 |
赤い矢印 | 熱帯低気圧・台風 |
画像中央左の黄色い文字 | 「NO SUSPECT AREAS」 『疑わしい部分はありません』という意味 |
今回の上記の画像では、台風として観測されています。
そのため、色が付いた円はありません。
上記画像の中央下にある「ISSUE TIME:10/1800Z」は、世界標準時刻で「10日の18時」となっています。
日本時間で表記しますと、日本との時差は9時間。
「10/1800Z」の場合は「11日の03:00」が日本時間になります。
台風18号(コンパス)は赤い矢印でなっているため、日本時刻11日03:00時では熱帯低気圧・台風として観測されています。
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ヨーロッパ中期予報センターの予想
では、次にヨーロッパ中期予報センターの進路予想図になります。
10月11日(月)
10月13日(水)
10月15日(金)
台風18号の移動予報としては、台湾・フィリピン→ベトナムへ進んでいって、消えていく形になります。
ヨーロッパ中期予報センターは、スーパーコンピューターによる予報をしています。
世界各地の予報・10日先まで予報が確認可能。
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Windyの予想
次にWindyの進路予想図になります。
上記で説明したとおり、10月11日現在、台風18号は台湾・フィリピン近辺に発達。
その後、南シナ海の方へ移動しベトナムの方へ移動する予報になっています。
引用元:Windyより
▶を押すと10日先までの時間が進行して、天気予報を確認できますよ。
Windyは、視覚的にリアルタイムで動きがわかるツールになっています。
プロのパイロットやパラグライダー飛行者、サーファー、漁師などに高い信頼を得ています。
気象庁の予想
続いて気象庁の予想になります。
下記の画像のように、西方向に進み南シナ海へ移動する予想になっています。
そのため、日本への影響は低いとみていいでしょう。
引用元:気象庁より
日本で見慣れている天気図なので、見やすいのではないかと。
視覚的にも日本語で書かれているので、気象情報は把握しやすいですね。
台風情報以外にも、大雨危険度・気象警報・熱中症警戒アラートなど防災情報を確認が可能。
台風18号2021の名前の由来は?
台風18号の名前は「コンパス(Kompasu)」。
名前の由来は、日本が提案した名称で『円を描く文房具が由来のコンパス座という星座』から付けられました。
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されています。
台風が発生した順につけられていきますよ。
台風前に準備しておくとよいもの
台風によって起こる被害の多くは「強風による建物損壊」と「大雨による水害」になります。
そのため台風が接近する前から対策をしておきましょう。
家の外の備え
- 水害に備えて、自宅の側溝や排水溝を掃除し、水はけをよくする。
- 屋根、堀、壁などの点検、補強。
- 庭やベランダに鉢植えや家具がある場合は、屋内に入れるかロープでくくりつけましょう。
非常用品を備蓄する
ライフラインが途絶える可能性は十分あります。
そのため、非常用品を用意しておきましょう。
- 懐中電灯
- 着替え・タオル
- 救急薬品
- 携帯ラジオ
- 貴重品
- 数日分の非常用食料
- 生活用水・飲み水
接近前に確認しておくこと
- 最新の台風情報の確認
- ハザードマップの入手
- 近隣の建物や浸水しやすい道路などを知っておく
- 懐中電灯が点くか確認
- 床上浸水の対策
接近してから
大規模な台風被害が想定される場合は、避難勧告が出ていなくても接近する前、早めに安全な場所へ避難しましょう。
また、台風が近づいたら絶対にしてはいけない行動があります。
- 用水路の見回り
- 海岸の見回り
- 屋外での作業
- 外出は控える
台風18号2021の米軍やヨーロッパの進路!のまとめ
2021年10月11日現在では、台風18号でフィリピン東から南シナ海へ発達しています。
近年では、台風による甚大な被害が発生しています。
台風18号では被害がないかもしれませんが、この先発生する台風はあなたの地域へやってくるかもしれません。
また、台風以外にも地震や火事などの災害はあります。
この記事があなたの参考になるとうれしいです。