2014年にアメリカのベンチャー企業により開発されたメッセンジャーアプリ「signal」が便利で話題になっていますが、電話番号や位置情報などの個人情報のセキュリティは安全なのでしょうか?
特に、LINEの個人情報の取り扱い方法の危険性が話題になっている今、代替アプリとして注目されていますが、個人情報漏洩のリスクなどはないのでしょうか?
便利そうだし使ってみたいけど安全性が気になる、、、!
そこで、今回はsignalの危険性、使い方、口コミ評価についてまとめました。
signal シグナルアプリ危険性は!電話番号や位置情報ばれる?
signalのアカウント登録に必要なのは電話番号と名前(本名以外でもOK)です。
チャットする際に登録した電話番号が自分のプロフィール上に表示されてしまうので、電話番号はチャット相手にバレてしまいます。
また、グループチャットでもグループ内全員に自分の電話番号がバレてしまうので、電話番号を知られたくない人とのコミュニケーションツールとしては向いていません。
また、LINEなどと同様に自分の位置情報を送ることも可能ですが、送るためにはアプリ使用中は自分の位置情報をONにする必要があります。
ですが、signalを使ったチャット内容や位置情報などは自動的に暗号化される「エンドツーエンド暗号化」という機能が搭載されており、情報が第三者に漏洩する危険性は非常に低いです。
送信したメッセージの内容は全て暗号化され、送信先のデバイスでしか暗号化されたメッセージを復号できない仕組みになっており、サーバにも保存されないのでアプリ運営側を含め第三者に情報を盗まれる心配がありません。
さらに、一定時間経過した後にメッセージを自動的に消す設定も可能です。
そのため、signalはアメリカの非営利団体である電子フロンティア財団が定める「最もセキュアなメッセンジャーリスト」で最高評価を獲得しています。
なので、チャット相手には電話番号はバレてしまいますが、情報漏洩などの危険性は非常に低くセキュリティ上安心できるアプリです。
signal シグナルアプリ使い方は?何ができる?
signalの使い方ですが、まずは電話番号と名前、4桁のPIN番号を登録してアカウントを作成します。
PINを設定しなくても利用は可能ですが、再インストールした際などに情報を簡単に復元できるので設定することをおすすめします。
signalでできることは下記です。
- チャット(グループチャット含む)
- スタンプ、GIFの送受信
- 通話、ビデオ通話、グループ通話
- 音声メッセージ
- 画像の送受信
- メッセージのバックアップ、履歴の削除
基本的にLINEと同じチャット機能を無料で使うことができます。
また、signalで特徴的なのが「メッセージを一定時間後に消すツール」です。
送信相手の会話の設定画面から「消えるメッセージ」をONにして、消える時間を設定すればOKです。(最短10分〜最長1日)
携帯を万が一無くした際も、チャット内容をみられることなく安心ですね。
一方で、相手がみていなくても設定した時間が経つと相手の画面から自動的に内容が消えてしまうので注意しましょう。
ちなみに、既読の確認方法も設定することが可能です。
自分のアイコン画面から「プライバシー」を選び、既読確認をオンにするだけですが、相手も既読確認をオンにしている必要があります。
また対象のメッセージを右にスワイプすると未読にすることもできますが、一度相手側に既読と表示されると相手の画面上では未読にならないので注意しましょう。
signal シグナルアプリ評判や口コミは?
気になるsignalの評価をまとめたのでご紹介します。
- 日本ではまだユーザーが少ないので不便
- スタンプの種類が少ない
- セキュリティ、個人情報の取り扱いがしっかりしていて安心
- 無料で基本的に必要な機能が全て揃っている
- 広告がなくて良い
- タイムラインやゲームなどの無駄な機能がなく、シンプルで使いやすい
ユーザーの普及率やスタンプの少なさが課題ですが、そのほかは概ね高評価でした。
今後日本でもっと広まれば、LINEの代替アプリとして十分使えそうですね!
signal シグナルアプリ危険性は!のまとめ
以上、チャットアプリsignalの危険性についてまとめました。
チャット相手に電話番号がバレてしまう点や、日本ではまだ普及率が低いことが欠点ではありますが、チャット内容や個人情報が漏洩する心配がなく、セキュリティ上非常に安心できるアプリです。
他のメッセンジャーアプリの個人情報の扱いが疑われている中で、こうした安全なアプリはどんどん人気になってくると思いますので、試しに利用してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様のご参考になれば幸いです。

