みなさん、東京オリンピックは楽しめましたか?
私は初めて、東京で開催されるオリンピックを見ることができて、とても幸せな気持ちでいっぱいです♪
残念ながら、今回の東京オリンピックは、実際に近くで選手の姿を応援することはできませんでしたが、テレビの前から応援してたよ!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
オリンピックを見ているの中で、ルールが複雑だなと感じた競技も少なくなかったのではないでしょうか。
レスリングや柔道の表彰式で、銅メダリストが2人いたのを目にした方も多いのではないでしょうか。
たまたま2人になったのではなく、もとから2人選ぶ決まりになっているそうです。なぜこの競技だけ、こんな仕組みになっているのでしょうか?
そこで今回は、レスリングと柔道はどのように順位が決まるのかについて解説していきたと思います!
Contents
レスリングや柔道で3位が2人いるのはなぜ?
レスリンや柔道に敗者復活戦がある理由とは?
レスリング敗者復活戦/3位決定戦のルールは?
レスリングと柔道の敗者復活戦のルールの違いは?
まとめ
レスリングや柔道で3位が2人いるのはなぜ?
他の多くの競技では、3位が2人いるというシーンはあまり見かけないですが、柔道やレスリングでは、3位の表彰台に2人登っている場面を目にした方も多いのではないでしょうか?
【引用元】https://www.google.com/url?sa=i&url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Folympics%2F2016%2Fphotogallery%2Fw-goldrush%2F06.html&psig=AOvVaw0LhAjrUTkMWeTt0HlT51Qu&ust=1628607190778000&source=images&cd=vfe&ved=0CAsQjRxqFwoTCIjspd6YpPICFQAAAAAdAAAAABAD
他の多くの競技では、3位は1人であることが多いのに、なぜ1人に絞らないの?と疑問に思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
この謎の鍵は、敗者復活戦という制度にあるようです。
敗者復活戦を導入することによって、準決勝より前で負けてしまった選手にもメダル獲得のチャンスを与えることができるようです。
オリンピックでは珍しいですよね。
ではなぜ、こんな複雑な試合方法になってしまったのでしょうか?
続いて、敗者復活戦が導入された理由について見ていきたいと思います!
レスリングや柔道に敗者復活戦がある理由とは?
レスリングや柔道は、総当たり戦ができないから
レスリングや柔道のような体当たりの格闘技は、1試合での体への負担が大きいため、たくさんの試合数をこなさなければいけない総当たり戦ができなないそうです。
トーナメント戦は試合数を減らすことができる一方で、勝ち進む前にメダリスト候補同士が当たってしまい、どちらかが負けてしまうかもしれないというデメリットがあります。
そのため、敗者復活戦を行うようになったそうです。
では、具体的なルールについて見ていきましょう!
レスリング敗者復活戦/3位決定戦のルールは?
他の競技では、3位の選手を決めるために、準決勝で負けた選手同士で3位決定戦が行われます。レスリングでは、3位決定戦の前に敗者復活戦が行われます。
難しくてよくわからないと感じている方のために、レスリングの敗者復活戦と3位決定戦の仕組みについて解説していきたいと思います。
敗者復活戦の仕組み
オリンピックでは、トーナメント方式で行われます。
敗者復活戦に出場できる選手は、決勝で戦う2人と対戦して負けた選手です。
もうこの段階で少し難しいですね・・・。
例えば、決勝戦に出場する選手をA、決勝戦前で負けてしまった選手を、B・C・D・E・F・G・Hとします。そして、Aが勝ち上がってきたトーナメントのグループを☆ブロックとします。

この時、敗者復活戦に出場する選手は、B・Dとなり、この試合で勝った選手が3位決定戦に出場することができます。
同じことが、もう1人の決勝戦に出場する選手が勝ち上がってきたブロックでも行われます。
3位決定戦のルール
3位決定戦は、同じブロックの準決勝で負けた選手と敗者復活戦で勝った選手が戦います。
そして勝った選手が3位となります。よって、3位の選手が2人になります。
レスリングと柔道の敗者復活戦のルールの違いは?
レスリングと柔道では、どちらも敗者復活戦が行われますが、ルールが少し異なるようです。どんな違いがあるのでしょうか??
先ほど説明したように、レスリングの敗者復活戦は、決勝で戦う2人と対戦して負けた選手が出場できます。
しかし柔道では、準々決勝まで勝ち進んだ選手の中で、決勝で戦う2人と対戦して負けた選手が敗者復活戦に出場できるという違いがあります。
柔道は、世界ランキングが高い選手にシード権を与えることで、早い段階でメダル候補の選手と当たってしまう可能性が低くなったことが理由なようですね。
まとめ
先日、東京オリンピックが閉会してしまいましたね・・・。あっという間でしたね!
ご自宅で家族や友達と一緒にオリンピックを観戦された方も多いのではないでしょうか??
今回のオリンピックでレスリングに興味を持たれた方のお役に立てれば光栄です^^
3年後のパリオリンピックでの、日本人選手の活躍にも期待ですね♪