新人賞ノミネートには、前年11月~10月のデビューが選考基準として設けられていますが、この基準から外れているINIがどうして受賞できたのでしょうか?
また、同じく2021年11月には話題となったBE:FIRSTもデビューを果たしていますが、こちらは新人賞ノミネートを逃しています。
INIの新人賞と、なぜBE:FIRSTはノミネートされなかったかの理由を、選考基準を交えて推測・解説してみました!
レコード大賞2021新人賞INIノミネートの理由は?事務所が強い?
INI(アイエヌアイ)とは、11人組のグローバルボーイズグループ。
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韓国の人気オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生し、高い歌唱力や鍛え上げられたダンスで、デビューするやいなや人気が爆発!
デビューシングルは初週で50.8万枚を売り上げ、2021年レコード大賞新人賞を獲得しました。
2021年12月30日に発表される最優秀新人賞の受賞にも期待がかかりますが、今回の新人賞ノミネートには選考に疑問の声も上がっていました。
INIの新人賞ノミネートの経緯と、所属事務所についてもご説明します。
新人賞ノミネートの理由は?
TBS 「第63回 輝く!日本レコード大賞」にてINIが「新人賞」を受賞させていただきました🚀💫
いつもINIを応援してくださっている皆様
本当にありがとうございます!12/30(木)17:30〜生放送
是非ご覧ください!▼番組HPhttps://t.co/zkpZ8UJNws#レコード大賞#INI #INI_A #Rocketeer #Brighter
— INI (@official__INI) November 18, 2021
レコード大賞の選考基準として、新人賞にノミネートされるのは前年11月から10月にデビューしたアーティストに限られています。
INIのデビューは2021年11月3日。
本来ならばINIは、この選考基準を満たしていないはずなのですが…
実はこの選考基準には例外があります。
- 顕著な売り上げを記録した場合
- 大衆に支持された者
以上を満たした場合はこの限りではない、とのこと。
INIは発売されたデビューシングルがすでにハーフミリオンを達成するなど、この例外基準に当てはまったためノミネートとなったようですね。
ファンの間でも驚きと歓喜の声があふれました!
新人賞おめでとう㊗️🎊
デビューして、こんなにも早く、レコ大に選ばれるなんて思ってもみなかった😅😅
MINIとしては嬉しすぎる😘🤤— マイマイ (@RfgzDoSJNsHwi6b) November 20, 2021
㊗️レコ大新人賞受賞おめでとう🎊
デビューしたの2週間前だよ?
すごすぎる!!!
MV1000万回それまでには絶対超えよ!
ほんとにおめでとう🎉🎉
#INIがレコ大新人賞に着地#INI @official__INI— みなみ🖤🧀 (@jFljChApRMUMVMK) November 20, 2021
新人賞ってINIの何倍も何十倍も有名なアーティストの方でも今後絶対取れないんだもんな。マジで人生で一度なんだもんな。絶対最優秀新人賞もいただこうな🥲#INI @official__INI
A | Rocketeer / Brighter / Cardio / KILLING PART / RUNWAY(INI Ver.) / ONE(INI Ver.)
— みょんさぶ (@myonsabusyo5) November 20, 2021
やっぱりINIのレコ大の新人賞受賞は、
ハーフミリオン達成したのが大きそう😊💕 https://t.co/FUbOPvcRwi— 💛柾MINI💛 (@HHMMK13) November 21, 2021
INIは事務所の力が強い?
INIの所属事務所はLAPONE(ラポネ)エンタテインメント。
こちらは韓国の大手企業CJ ENMと、日本の吉本興業が共同で設立した事務所です。
どちらも韓国と日本のエンタメを代表する会社であることから、事務所の力が強く新人賞受賞にも影響があったのでは?と一部ネットで噂があがりました。
もちろん本当のところは不明ですが、選考基準の例外となるほど驚異的な売り上げを記録したのは事実。
事務所の力があったとしても、そもそも実力がないと推されることはないですし、これほどの人気を獲得することも難しかったでしょう。
韓国と日本の大手事務所がタッグを組んでいることで注目度も大きく、少なからず誤解や批判を受けてしまうのも仕方ないかもしれませんね。
今後は実力を見せつけることで、そのようなイメージもなくなっていくことでしょう!
レコード大賞2021新人賞BE:FIRSTがいない理由は?
同じく2021年話題となったボーイズグループBE:FIRST。
こちらもデビューは11月ですが、今回レコード大賞新人賞にはノミネートされていません。
その理由としては、やはり前年11月から10月にデビューしたアーティスト、という選考基準のため。
INIもこの基準からは外れていますが、デビューシングルが50万枚の売り上げを達成するなど大きな記録を打ちたてているため、特別にノミネートされたと推測されます。
対するBE:FIRSTは初週売り上げが19万枚と、選考基準から例外とするほどではなかったのでしょう。
今回は残念ながら新人賞には選ばれませんでしたが、BE:FIRSTも着々と人気を集めている実力派ボーイズグループのひとつ。
レコード大賞2021新人賞の選考基準は?
毎年話題になるレコード大賞ですが、どういった基準で選考されているのでしょうか?
日本レコード大賞を制定・実施するのは、日本作曲家協会。
公開されている情報によると、レコード大賞の審査基準は以下の通り。
作曲、作詩、編曲を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。
優れた歌唱によって活かされた作品で大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映、代表したと認められた作品に贈る。
審査対象は「優秀作品賞」に選ばれた作品とする。
【引用元】http://www.jacompa.or.jp/record_kijun.html
同じく公開されている新人賞の審査基準としては、
対象年度内において初めて顕著な活動をし、大衆に支持され将来性を認められた歌手
とされています。そして、新人賞の中で最も優秀と認められたアーティストには「最優秀新人賞」が贈られます!
新人賞のデビュー対象年月日は前年11月~10月。数あるアーティストの中で、例外としてノミネートされたINIがいかにすごいか分かりますね!
レコード大賞2021新人賞INIノミネートの理由は?のまとめ
2021年11月3日のデビューから、またたく間に人気アーティストへと駆け上がったINI。
レコード大賞新人賞の受賞の選考基準からは外れているものの、デビューシングルが50万枚超えの大ヒット・大衆に支持されたとして異例の受賞を果たしました。
韓国と日本が共同設立した大手事務所に所属しているため、事務所の力では?とうわさされることもありますが、この売り上げを見る限り実力は本物でしょう!
気になる日本レコード大賞は、TBS系にて12月30日17:30~から4時間半の生放送にて発表されます。
