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小山田圭吾何した?辞任理由や元になった記事をわかりやすく解説

小山田圭吾何した?辞任理由や元になった記事をわかりやすく解説

東京オリンピック・パラリンピックの開会式の演出担当の一人、小山田圭吾さんの辞任の意向が、19日、発表されました。

 

14日に式典の演出担当が発表されたばかりで、発表から辞任まで、たった5日間での出来事でした。

 

緊急事態宣言下のオリンピック・パラリンピック開催にも批判が集まっている中での、開会式の担当者の辞任。

 

波乱に満ちたオリンピック・パラリンピックになりそうです…。

 

開会式まで残り4日、土壇場でなにが起きたのでしょうか?

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小山田圭吾何した?辞任理由は?わかりやすく解説

小山田圭吾何した?辞任理由や元になった記事をわかりやすく解説

小山田圭吾さんの辞任の理由は、小山田さんが学生の頃、同級生の障害者に対して“いじめ”をしていたことが公になり、批判が殺到したことにあります。

 

小山田さんが式典演出担当となる旨が発表された直後、週刊誌によって、すぐさま報道されました。

 

「いじめの事実が公になる?どういうこと?」

「被害者が名乗り出たのかな?」

と思ったのですが、状況はもっと悪く、過去の音楽雑誌で、小山田さん本人が、過去の自身が行なっていたいじめについて、武勇伝かのように語っていた記事が残っていたのです。

 

衝撃ですよね…。

 

小山田さん(Cornelius)は、週刊誌の報道が出されてすぐ、謝罪文書を発表しました。

 

 

しかし、「謝罪は、続投するためのパフォーマンスであるようにしか見えない」と、批判がおさまらず、当初は続投予定だったにもかかわらず、一転して辞任に至りました。

 

 

パラリンピックは身体障害者が対象の競技大会ですので、障害を持つ人をいじめていた人がパラリンピックの運営に携わるというのは納得がいきませんよね。

 

辞任は妥当であったと言わざるを得ません。

 

 

その記事はどんな内容だったのか、何が問題だったのか、そして、その反響を詳しく見ていきます。

 

 

 


小山田圭吾辞任の元になった記事は?何が問題だった?

 

辞任の元となった記事は、以下の2冊です。

 

・1995年の『Quick Japan』第3号

・1994年の『ロッキング・オン・ジャパン』1月号

 

ひとつだけではなかったんですね…。

ひとつずつ見ていきます。

 

 

『Quick Japan』

小山田圭吾何した?辞任理由や元になった記事をわかりやすく解説

 

「いじめ紀行」という連載コーナーで、小山田さんが障害を持つ人に対して行ったいじめ行為についてのインタビュー記事が問題となりました。

 

インタビュアーがいじめられた経験があったことから、いじめる側の意見を聞き、新しい形でいじめについて考えるという趣旨だったようですが、「いじめ紀行」という特集名だけでゾッとしますよね。

 

実際はどんな内容だったのでしょうか…?

 

全文は記事が公開されていないため、正確な内容は分かっていませんが、当時の雑誌を所持している人の情報によれば、以下のような内容でした。

 

・障害者だった2名の男子生徒をいじめていた。

・男子生徒が一生懸命に書いた年賀状を雑誌に提供し晒し、字が汚い、勉強ができなくてバカだったと語っている。

・所属していた太鼓クラブでは、体育倉庫で男子生徒をマットレスでぐるぐる巻きにし飛び蹴りをしたり、とび箱の中に入れたりしていた。

・体育祭では障害者が第一走を走る決まりで、スタートと同時に全走者が違う方向に走り出すことを嘲笑していた。

 

 

本当だとしたら、ひどい内容です…。

これを雑誌に掲載できる時代もすごいですね。

 

 

『ロッキング・オン・ジャパン』

ロッキング・オン・ジャパンでは、小山田さんの2万字のインタビュー記事が問題となりました。

こちらは、いじめだけでなく、万引きについて語っている記事でした。

 

小山田圭吾何した?辞任理由や元になった記事をわかりやすく解説

 

上記は一部ですが、あまりにもひどい内容で、現在のテレビや雑誌では報道できないのが唯一の救いなのではと、思うほどです。

 

いじめだけではなく、万引きの事実もあったようですね。

 

 

その他の雑誌

問題にはなりませんでしたが、『フリッパーズ・ギターと「渋谷系の時代」』という書籍でも、いじめについての記載があったようです。

 

 

小山田さん、叩けばもっと埃がでてきそうですね…。

 

 

いじめの事実だけでも大問題でしたが、その事実を嬉々と武勇伝かのように語り、エンタメとして扱っていたことに批判が集まりました。

 

その後、各雑誌の発行元は、謝罪を発表しています。

 

 

 

(補足)なぜ小山田圭吾が起用されたのか?

 

そもそも、小山田圭吾さんはどんな人物で、なぜオリンピック・パラリンピックに起用されたのでしょうか?

 

小山田さんは、1989年から活動をしているミュージシャンです。

 

デビューは、“フリッパーズ・ギター”というバンドグループで、ボーカルは、小山田圭吾さんともう一人、あの“オザケン”(小沢健二さん)でした。

小沢健二さんとは中学の同級生なんだとか!

ということは、小沢健二さんもいじめの事実は知っていたのでしょうか…?

 

フリッパーズは、3年間の短い活動期間であったにもかかわらず、 “渋谷系サウンド”を生み、日本の音楽史に大きな影響を与えました。

若者にも相当な人気があったみたいです。

小山田圭吾何した?辞任理由や元になった記事をわかりやすく解説

小山田さんは、フリッパーズの電撃解散後、“Cornelius(コーネリアス)”としてソロ活動を開始させました。

 

コーネリアスは、国内外のアーティストとコラボやリミックス、プロデュースを手がけており、発売したアルバムはグラミー賞にノミネートされるなど、海外での評価も高いようです。

 

私たちの身近なものでいうと、UNIQLO無印良品などのCMや、NHK EテレなどのTV番組、ドキュメンタリー映画「100万回生きたねこ」の映画音楽制作も制作していました。

 

小山田さんは、長年、音楽業界を牽引してきた人物であることがわかりますね。

 

そんな小山田さんが東京五輪・パラリンピックに起用されたのは、実力の上では、妥当であるように思えます。

 

しかし、起用した側の人物が、渡辺直美さんを豚に見立てた演出で炎上していた、あのクリエーティブディレクターの佐々木宏さんだったようです。

 

 

 

この事実もまた、「類は友を呼ぶ」などと言われ、小山田さんへの批判を助長させる原因になったようです。

 

オリンピックの会閉会式のメンバーがボロボロです…。

 

 

 

小山田圭吾辞任の海外の反応

小山田圭吾何した?辞任理由や元になった記事をわかりやすく解説

ただでさえオリンピック開催に批判的な海外の反応は、どのようなものだったのか見ていきます。

 

 

■アメリカ「ニューヨーク・タイムズ」紙

「ここ数カ月で、スキャンダルで辞任した3人目の関係者だ」

 

 

■アメリカ「USAトゥデイ」

「この辞任は菅義偉首相の政府が、感染拡大で国民の健康上の懸念があるにもかかわらず、五輪を優先する批判に直面する中で起こった」

 

 

■アメリカ「ビルボード」

「コーネリアスが過去のいじめが再浮上し五輪開会式から辞任」

 

 

■スペインのラジオ局「RTVE」ジャーナリスト

「私なら彼とは仕事をしません。(開会が近いので)辞任の話はすぐに終わりにして、これからはオリンピックや競技の話に集中できればと思います」

 

■イギリス「フィナンシャル・タイムズ」紙

「感染増加やいじめスキャンダルなどにより、トラブルのない開会式への夢は打ち砕かれた」

 

 

■韓国の多くのメディア

「問題が続く東京オリンピックに、もう1つ悪い材料が増えた」

 

 

世界各国で大会組織委員会関係者の度重なる辞任劇を報じられていました。

 

特徴的なのは、音楽誌ビルボードが報じていることです。

小山田さんの氏名ではなく、コーネリアス、とアーティスト名で報じており、海外でも知名度があることが伺えますね。

 

 

小山田圭吾何した?のまとめ

 

小山田圭吾さんは、大手会社のCMやNHKの教育番組、有名な映画などの音楽を制作する凄腕のミュージシャンで、東京オリンピック・パラリンピックの開会式の演出を担当することが決まっていました。

 

しかし、過去のインタビューで、いじめの加害者であったことを、自慢話のように語っていたことが問題となり、辞任に至りました。

小山田圭吾何した?辞任理由や元になった記事をわかりやすく解説

小山田さんの実績だけ考えれば、オリンピック・パラリンピックに起用されるのは納得の人選ではありましたが、過去のインタビューの内容があまりにひどく、倫理観が欠けた人物であることが分かってしまいました。

 

過去のこととはいえ、世界中が注目する「平和の祭典」オリンピック・パラリンピックです。

小山田さんは、ふさわしくない人選であったと言わざるを得ませんよね。

 

大会組織委員会は、小山田さんの楽曲については一切使用しないことを明らかにしています。

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