過去から現在まで珍名馬と言われている馬がいます。
2021年も珍名馬が活躍しています。
中央競馬では『ウナギノボリ』が先日出走しました。
最近では『アカイイト』が、エリザベス女王杯G1を優勝しました。
地方競馬で大井競馬所属の『スモモモモモモモモ』が、デビュー12戦目で初勝利を挙げています。
また過去にも珍名馬といわれる競走馬
- 『オレハマッテルゼ』(2006年高松宮記念勝ち馬)
- 『モチ』(2007年若駒ステークス勝ち馬)
など活躍馬も出ています。
そこで、2021年期待の珍名馬『オニャンコポン』の名前の由来、成績、血統、馬主、次走など解説していきます。
オニャンコポンの意味や由来/馬主は?
オニャンコポンの意味や由来
オニャンコポンも珍名馬と言われていますが、
馬名の由来は、アカン語で『偉大なもの』と意味します。
「アカン語」はアフリカ・ガーナの現地語になりますよ。
オニャンコポンは、同じくアシャンティ人などに伝わる神ニャメ(Nyame)の別名とされることが多いです。
しかし、オニャンコポンの神としての位置づけにはあいまいな部分も多いですね。
また、『進撃の巨人』『モンスターハンター』でもオニャンコポンというキャラクターがいます。
上記作品から、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
オニャンコポンって聞くと、おニャン子クラブを思い浮かべてしまう方もいるのではないでしょうか?
いままでの内容からすると珍名馬ではないですね。
オニャンコポンの血統
オニャンコポンの血統は、下記のようになります。
生年月日 | 2019年2月11日生 |
生産者 | 社台ファーム |
2019年セリ取引価格 | セレクトセール864万円 |
父 | エイシンフラッシュ 2010年の日本ダービー馬 2012年の天皇賞(秋)馬 |
母 | シャリオドール 現役時代 6戦0勝 |
調教師 | 美浦の小島茂之厩舎 |
父 エイシンフラッシュは、産駒が2017年から現在まで出走していますが、いまだ重賞未勝利。
母 シャリオドールは、2018年生まれのマイナーズライトがデビューしています。
『オニャンコポン』の馬主は?
馬主 | 田原邦男さん |
生年月日 | 1967年 |
出身 | 神奈川県川崎市出身 実業家 |
最終学歴 | 慶応義塾大学経済学部卒業 |
2002年に、日本中央競馬会(JRA)の馬主となりました。
主な所有馬は、ブラックエンブレム(2008年 フラワーC 優勝 2008年 秋華賞 優勝)。
G1オーナーであるブラックエンブレムは、桜花賞10着・オークス4着と夏を越して、秋初戦のローズSは15着。
そこからの秋華賞出走し、18頭数11番人気から優勝をしました。
その後、アラブの重賞レース(G3)バランシーンに出走しますが、9頭立て9着の結果で引退し繁殖入りになりました。
引退繁殖後の産駒は、
- 2012年生まれ ブライトエンブレム 札幌2歳S(G3)勝ち馬
- 2016年生まれ ウィクトーリア フローラS(G2)勝ち馬
2頭の重賞馬が出ています。
オニャンコポン次走レースの予定は?今までの成績は?
オニャンコポンの次走レース予定
気になる次走は、
前走の百日草特別レース後に『距離2000メートルくらいがベター』
と調教師のコメントし、この後のことは様子を見てから決めるようです。
ただ一部メディアで
年末のG1ホープフルS(12月28日・中山競馬場 2000M)
に決定とも言われています。
オニャンコポンの成績
オニャンコポンの戦績は、下記のようになります。
デビュー戦
中山2021年9月11日 2歳新馬 芝2000 1着(騎手 菅原明良)
12頭立て6番人気 タイム2.04.2 上り34.4 で優勝。
2戦目
東京2021年11月7日 百日草特別(1勝クラス)芝2000 1着(騎手 菅原明良)
8頭立て 4番人気 タイム 2.02.7 上り 33.7 で優勝
と連勝し2戦2勝しました。
2戦目の百日草特別は、
- 今年の皐月賞、天皇賞・秋を勝った エフフォーリア(2019年勝ち馬)
- 2018年 勝ち馬 トーラスジェミニ(2021年 七夕賞 勝ち馬)
- 2017年 勝ち馬 ゴーフォザサミット(2018年 青葉賞 勝ち馬)
- 2016年 勝ち馬 アドマイヤミヤビ(2017年 クイーンC 勝ち馬)
- 2014年 勝ち馬 ルージュバック(2017年 産経オールカマー2016年エプソムC 毎日王冠 勝ち馬)
- 2011年 勝ち馬 ベストディール(2012年 京成杯 勝ち馬)
過去10年で重賞勝ち馬を6頭も出している出世レースでした。
オニャンコポンウマ娘にも登場する?
2021年に話題となっている『ウマ娘』オニャンコポンも登場するのか?
『ウマ娘』のキャラクターは、過去の名馬揃いです。
今後G1か重賞に勝利すれば、馬名のインパクトもあり登場の可能性が出てくるでしょうね。
オニャンコポンの意味や由来/馬主は?のまとめ
『オニャンコポン』は、珍名馬ではなく将来重賞ウィナーとして活躍できる競走馬ですね。
馬名のインパクトからしても注目される1頭と思われます。