2021年現在、マイナンバーカードをすでに持っている人とこれから発行する人に対し3万円分のポイントを付与する方向で調整が進められています。
マイナンバーカードは個人情報の流出や手続きの面倒さでいまだに普及率が40%にとどまっていますが、作らない方がいいのでしょうか?マイナンバーカードのメリットとデメリットについて詳しくご紹介していきます!
マイナンバーカード 作らない方がいい?2021最新情報
マイナンバーとは日本で住民票を持っている人全員に交付される12桁の番号です。
マイナンバーが記載されたマイナンバーカードは2016年から発行が開始されています。
免許証を持っていない方などにとっては顔写真付きの本人確認書類になるというメリットがあるものの、免許証を持っている人にとっては特にメリットのないカードであったため、あまり普及していませんでした。
しかし2020年から「マイナポイント」などのサービスが始まり、段々とマイナンバーカードを作る人が増えてきています。
2021年9月の総務省のデータによると、マイナンバーカードの普及率は37.6%だそうです。
マイナンバーカードのデメリットは?
一部病院・薬局では保険証として利用できない
マイナンバーカードは試験運用を経て2021年10月から本格的に健康保険証として利用できるようになりましたが、まだ始まったばかりのサービスのため一部の病院・薬局では利用できません。
利用できる病院・薬局についてはこちらのホームページで確認できます。
申請して役所で受け取る必要がある
スマホを使えば数分で申請はできるのですが、これはスマホを使い慣れている場合の話。
使い慣れていない人にとっては申請だけでも、もう少し時間がかかってしまうかもしれません。
受け取りは市役所のみで、郵送での受け取りはできません。
時間外や休日も受け取れる日はありますが、市役所が家から遠い方にとっては少しデメリットに感じる点です。
パスワードを忘れると面倒
セキュリティの保持のため仕方がないことですが、マイナンバーカードにはパスワードが設定されており、それを忘れてしまうと非常に面倒です。
しかもそのパスワードは1つではなく4種類もあります。
ただでさえわかりづらいですが、忘れてしまうと役所までいって再設定を行う必要があります。
平日の昼間に時間を取りづらい方にとっては大きなデメリットですよね。
また、パスワードを3回間違えて入力してしまった場合もロックがかかってしまい、役所で解除する必要があります。
マイナンバーカードのメリットは?3万円やポイントがもらえる?
マイナンバーカードのメリット
顔写真付きの本人確認書類になる
免許証を持っていない場合に本人確認書類を求められると「健康保険証+住民票」が必要になるなど少し面倒な場面が多いですよね。
かといってパスポートは持ち歩く書類ではないですし、そもそも海外に行かないから発行したことないという方も多くいらっしゃると思います。
そこでマイナンバーカードを作ると、本人確認書類として利用できるため、免許証と同じようにマイナンバーカード1枚で銀行口座作成時などの本人確認をすることができます。
健康保険証の代わりになる
キャッシュレス化していることもあり、大きい財布を持ち歩かれる方も少なくなりましたよね。
マイナンバーカードは本人確認だけでなく健康保険証としても利用できるので、財布の中身がかさばらずに済みます!
※2021年10月から本格的に開始されたばかりなので、対応している医療機関が少ないです。こちらのホームページから確認して受診して下さい。
コンビニで住民票・印鑑証明書・戸籍謄本がとれる
マイナンバーカードを利用すれば、コンビニに設置されているプリンターで手軽に住民票・印鑑証明書・戸籍謄本をとることができます。
平日に時間が取れないとなかなか役所に行けないし、都心部に住んでいると朝から行っても混んでいるのでストレスになりますよね。これはとっても大きなメリットだと思います!
確定申告が簡単に
マイナンバーカードを利用すれば、スマホで確定申告を終えることができます。
税務署に行かずに自宅で24時間好きな時間に申請可能です。
本人確認書類の提出が不要になります。
3万円がもらえる?
マイナンバーカードをすでに持っている人や、これから発行する人に対して3万円分のポイントを付与する方向で調整中
政府は、新型コロナウイルスの影響で冷え込んでいる消費を促すほか、マイナンバーカードを発行する人をもっと増やすために、すでにマイナンバーカードを持っている人やこれから発行する人に対して3万円分のポイントを付与する方向で現在調整が進められています。
マイナンバーカード 作らない方がいい?2021最新情報のまとめ
マイナンバーカードのデメリット
- 一部病院・薬局では保険証として利用できない
- 申請して役所で受け取る必要がある
- パスワードを忘れると面倒
マイナンバーカードのメリット
- 顔写真付きの本人確認書類になる
- 健康保険証の代わりになる
- コンビニで住民票・印鑑証明書・戸籍謄本がとれる
- 確定申告が簡単に
現在、マイナンバーカードをすでに持っている人や、これから発行する人に対して3万円分のポイントを付与する方向で調整中です。これから発行する人だけでなくすでに持っている人もポイントが受け取れるのが嬉しいですね!
現在のマイナンバーカードのメリットを見てもあまり作る気になれない…と思う方もいらっしゃると思いますが、普及が進むにつれてまた色々なサービスやメリットが出てくると思いますので、デメリットとメリットを比べて検討してみて下さい♪
