世界最高峰の音楽賞と言われている「グラミー賞」。
毎年、大物クリエイターやアーティストが受賞者が選ばれていますが2021年は誰が選ばれるのでしょう?
「グラミー賞」の審査基準や歴代受賞者、また2021年は日本人もノミネートされているので詳しくご紹介していきます!
⇒【クリック!】グラミー賞2021新人賞の日本時間発表はいつ?日本からの視聴方法も
グラミー賞2021日本人ノミネート
まずは、「グラミー賞」について簡単にご説明します!
「グラミー賞」とは、「The Recording Academy」(ザ・レコーディング・アカデミー)が主催する音楽賞で、世界最高峰の音楽賞とも言われています。
今年のグラミー賞授賞式は、日本時間3月15日(月)に発表される事が決定しています。
日本からはWOWOWにて生放送を視聴することができます。

また、当初の「グラミー賞」は蓄音機(グラモフォン)にちなんで、「グラモフォン・アワード」とも呼ばれていました。
「グラミー賞」には、年間最優秀レコード・年間最優秀アルバム・年間最優秀楽曲・最優秀新人賞と主要部門が4部門あり、その他にも色々な部門がありその年によって部門数が変わります。
そしてなんと、2021年第63回「グラミー賞」では小川慶太さんという日本の方がノミネートされているんです!
では、さっそくノミネートされた小川慶太さんについて詳しくご紹介していきましょう!
佐世保市出身のドラマー、パーカッショニストである小川慶太さんが、グラミー賞受賞の報告に市役所を表敬訪問されました。この様子を動画にまとめておりますので、ぜひご覧ください♪
佐世保市出身のドラマー、パーカッショニストである小川慶太さんが、グラミー賞受賞の報告に市役所を表敬訪問されました。この様子を動画にまとめておりますので、ぜひご覧ください♪ #佐世保 #sasebo #snarkypuppy #grammy pic.twitter.com/GgS9A1ZSK7
— 佐世保市役所 (@sasebocityhall) March 3, 2017
名前 小川慶太(おがわけいた)
生年月日 1982年12月22日
出身地 長崎県佐世保市
職業 パーカッショニスト・ドラマー(パーカッショニストとはドラム以外の打楽器を演奏する人。)
小川慶太さんは、15歳でドラムを始め、高校卒業後は神戸の甲陽音楽学院にて2年間ドラムを学びました。
数年間東京で定期的に演奏した後、海外へ渡り音楽の勉強を続け、2005年にアメリカのバークリー音楽大学に入学しました。
2007年にはリオデジャネイロに3か月間移住し、ブラジルのパーカッションの世界に浸ることを求めて、国内で最も尊敬されているミュージシャン達と一緒に学びました。
再びアメリカに渡った後は、アサドブラザーズ、ヨーヨーマなどの現代音楽の有名人や、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団などのトップアーティスト達と一緒に演奏をしてきました。
現在はの小川慶太さんは、「Snarky Puppy」(スナーキーパピー)という一流のミュージシャンが揃う米国の混成フュージョン・バンドの一員であり、ニューヨークを拠点にアメリカ国内、アジア、カナダ、ヨーロッパなど世界各国で活動中です。
そして今回は、「Snarky Puppy」(スナーキーパピー)の参加メンバーのパーカッショニスト・ドラマー部門として、対象作品はライブアルバム「Live At The Royal Albert Hall」という曲がノミネートされています!
グラミー賞2021の審査基準とは?

グラミー賞に選ばれる=有名・売れているクリエイターやアーティストというイメージがありますよね。
しかし、実際の「グラミー賞」の審査基準は販売部数や売り上げランキングだけではなく様々な項目で厳選な審査の元、受賞者が選ばれています。
グラミー賞の審査基準は販売部数や売り上げランキングはもちろん、技術的な能力があるか・芸術的な業績を出したか・総合的に見て良い楽曲・人物なのかという項目で審査されます。
また、2021年開催予定の第63回「グラミー賞」からルールとガイドラインが大幅に変更され、最優秀新人賞の選考基準・ラテン・R&B・ラップの各項目が変更されました。
最優秀新人賞の選考基準では、過去のリリース数によって制限していましたが、2021年よりそのアーティストが該当する年より前にブレイクしていたかどうかを判断基準とすると変更されました。
グラミー賞2021の受賞者予想
2021年第63回「グラミー賞」の受賞者は誰になるのか予想してみましょう。
今回、受賞者候補として注目されているアーティストはデュア・リパ、ビヨンセ、BTSになります。
『第63回グラミー賞』候補発表 BTSが初ノミネート 最多はビヨンセ9部門(写真 全7枚)https://t.co/8tnF1m0gZr
#BTS #ビヨンセ #テイラー・スウィフト #デュア・リパ @BTS_jp_official @bts_bighit
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) November 24, 2020
https://twitter.com/oricon/status/1331384869675429891
デュア・リパはイギリス人女性歌手で、シングル「ドント・スタート・ナウ」が楽曲賞とレコード賞、アルバム「フューチャー・ノスタルジア」がアルバム賞の主要3部門にノミネートされました。
ビヨンセは、レコード賞や楽曲賞など合わせて9個が候補に入り最多ノミネートになりました。
デュエット曲「サベージ」とソロ曲「ブラック・パレード」の2曲は揃ってレコード賞にノミネートされています。
BTSは韓国の男性グループアイドルで、2021年で初めてのノミネートとなりました。
シングル「ダイナマイト」が最優秀ポップ・パフォーマンス賞(グループ/デュオ部門)に候補に入りました。
2020年9月にはシングル「ダイナマイト」が全米ビルボードで1位を獲得し、2020年2月にはアルバム「マップ・オブ・ザ・ソウル7」も全米1位を獲得し、2020年上半期米国内で最も売れたアルバムとなりました。
グラミー賞の歴代受賞者

1959年から第1回が始まり今年で第63回を迎える「グラミー賞」ですが、これまでに数々の大物クリエイターやアーティスト達が受賞されてきました!
日本人だと小川慶太さんも受賞されていますが、他にも有名な日本人の受賞者がいます。
1981年に日本で初めて受賞を獲得したオノ・ヨーコさん、1989年に坂本龍一さん、2011年に有名アーティスト「B’z」のギター担当の松本孝弘さんなど、数々の有名アーティストがいるんです!
また「グラミー賞」の歴史の中で最も受賞回数が多いのは、残念ながら1997年に他界してしまっていますが、誰もが認める指揮者のゲオルグ・ショルティさんという方です!
また、馴染みのあるアーティストだと、U2やビヨンセがともに22回受賞、スティービーワンダーが25回受賞しています!
世界最高峰の音楽賞を手にするのは誰?
毎年、毎年、盛り上がりをみせる「グラミー賞」。
今年は日本人の小川さんもノミネートされており更に受賞者が誰になるのか楽しみですね!
日本からはWOWOWで視聴することができます!
受賞式は2021年3月15日に予定されているので、皆さんも誰が受賞されるのか予想して結果を楽しみに待ちましょう!