2021年10月20日に阿蘇山が、噴火したと言うニュースが流れました。
気になる阿蘇山の様子と、今後について調べて見ました!

阿蘇山ライブカメラリアルタイム
気象庁監視カメラ (草千里)
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/obs/camera/503_8200C418/20211024194007.jpg
気象庁監視カメラ (車帰)
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/obs/camera/503_8200D354/20211024195208.jpg
京都大学
http://www.aso.vgs.kyoto-u.ac.jp/hondocam/hondoimg.jpg
http://www.aso.vgs.kyoto-u.ac.jp/camera/image1.jpg
阿蘇山噴火の状況や被害
阿蘇山(あそさんとか、あそざんと言われます。)は九州のほぼ中心部に、位置する活火山です。
2021年10月20日 午前11時43分に、阿蘇山中岳第一火口で噴火が発生したと言う、ニュースが流れました。
噴煙は3500メートルまで上がり、火砕流は火口より1キロ以上の場所まで、達した事が確認されていました。
火口周辺警報(噴火警戒レベル3・入山規制)が発令されています。
気象庁の報道発表を読んで見ると、風下では火山灰に加えて小さな噴石が、風に乗って流され遠方で降ると言う事で、注意する様に書かれていました。
そして火山ガスにも注意し、地元自治体に従い危険な地域には、立ち入らない様にとの事でした。
噴火に対して無知な私は、レベル2から3に上がったと聞いて、それだけで恐怖を感じます。
それでは今回の噴火の被害は、どうなのでしょう?
そこで近辺の被害についても、調べて見ようと思います。
阿蘇山噴火による被害
阿蘇山登山者
20日、阿蘇山登山届を出されている11人を含める、16人の下山を確認していて、全員ケガも無いと言う事でした。
その他の行方不明者の情報も無いと言う事です。
自治体や警察等
自治体と警察そして消防で作っている協議会によると、20日の今回の噴火による、人的被害は確認されていません。
農作物について
高森町のキャベツ農家で、被害が出ている様です。
80代のキャベツ農家女性のお話では、「20日の噴火の火山灰は、過去の灰と比べると粒が大きいです。強い雨が降れば、灰が落ちるかもしれない、しかしそうでなければ、出荷出来なくなるかもしれない。」と言う事でした。
「灰を洗って出荷できないのか?」と問われると、「洗うと日持ちがしなくなる。腐ったりする。」と言う事でした。
大変な損害が、出るかも知れません。
阿蘇山噴火今後はどうなる?備えられることは?
噴火のあった20日以降に、阿蘇山の噴火について、報告はありません。
今後はどの様になるのでしょうか?
阿蘇山噴火の今後と、備えられることを、少し調べて見ました。
阿蘇山噴火今後はどうなる?
10月20日の噴火の数日前より、警戒していた様です。
専門家の方々は、いよいよきたか…と言った感じなのかも知れません。
レベル3に引き上げられたと言う事は、これからも注意が必要だと思われます。
今の所は、気象庁の公式ページを見ても、新しい発表はありません。
しかしはっきりした事は、まだ分かりませんから、阿蘇山近くの方々は、噴火専用の防災用品の用意確認をしておきましょう!
備えられることは?

*気象庁より引き用。
今回出されたレベル3とは、居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす、噴火が発生するもしくは、噴火が発生する事が予想される段階です。
今の時点でも、十分に注意する必要があります。
この時点で備えられる事項を調べて見ました。
予想する事の出来る災害と範囲を知りましょう。
火口に近い程大きな被害が、おきる可能性があります。
噴火が登山の途中でおきれば、たくさんの被害者が出てしまった、御嶽山の様な事がおきるかもしれません。
しかし火口から離れた場所でも、火山灰の被害や土砂災害が、おきる可能性があります。
地震とは違い被害が長期に渡るのも、噴火災害の特徴です。
自分の行動範囲(学校や職場などの日常生活圏)で噴火がおきた時に、どの位の危険が予想されるか整理しておくのが必要でしょう。
登山(活火山)をする方の注意点
阿蘇山は入山規制が引かれていますが、今後の事もありますので、上げて見ました。
気象庁より出される、火山登山者情報ぺージを参考に、十分情報収集が必要だと思います。
登山届(登山計画書)の作成および提出
コンパス~山と自然ネットワーク~ (mt-compass.com)
登山届は決まった書式はないそうです。
しかし今は上の様なサイトで、書式が用意されている様です。
ちなみにこちらはPC版ですが、アプリをダウンロードすれば、スマホでも登山届を作成できます。
ハザードマップ(火山防災マップ)の確認
自分の生活の中での行動範囲が、噴火が起こった時にどの様になるか、ハザードマップで確認が必要です。
*ご自分の地域火山ハザードマップを調べて見ましょう。
1983年より現在までに、日本で公表された活火山ハザードマップ、防災マップを網羅的に収緑しデーター化したものです。
噴火防災用品の用意
噴火専用の防災用品があるので、そちらの準備もしましょう!
火山ガスマスクや火山灰マスク、ヘルメット、携帯トイレなどの準備が必要でしょう。
阿蘇山ライブカメラリアルタイムのまとめ
10月20日阿蘇山噴火でレベル2からレベル3へ変更されて、緊張が続いている阿蘇山です。
今までに人的被害について発表はありません。
しかし農作物に対しては、かなり被害が出ている様です。
噴火の模様を見ると、噴火に対する知識が無い為か、恐怖心が湧き出て来ます。
「富士山が噴火する」と言われて、だいぶ経ちます。
富士山は活火山ですし、いつ噴火しても、おかしくないのです。
富士山が噴火したなら、広い範囲で被害が出る事でしょう。
阿蘇山の噴火から学び、その他の地域の方々も、備えて行くのが良いと思いました。
阿蘇山噴火の被害が、広がらない事を祈ります。