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相葉雅紀のどうぶつえん園に県から入った指導内容は?パン君の事故も関係?

2020年3月に亡くなった志村けんさんがMCを務めていた
人気番組『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)

その同じテレビ局、時間帯で引き継ぐ形で、2020年10月に始まったのが、それまでもメインで出演していた相葉雅紀さんがMCを担当するI LOVEみんなのどうぶつ園です。

一番の違いは「スタジオは無しで、ほぼロケ」という点ではないでしょうか。

その『I LOVEみんなのどうぶつ園』が県から指導が入っていた事は、あまり大きく報道されていない内容だと思います。

今回はどういった経緯があって指摘される事になったのかを、メインに見ていきたいと思います。

相葉雅紀の「どうぶつ園」県から入った指導の内容

『I LOVEみんなのどうぶつ園』の中で

・プリンちゃんに自転車を教えること

・人間以上に新型コロナウイルスに感染しやすいとの説もある
チンパンジーに、都内から会いに行くことについての感染リスク

この2点だったようです。

みさき
みさき
ちなみにプリンちゃんというのは
志村園長の時の相棒だった「パンくん」というチンパンジーの娘さんです。

「動物の芸達者な姿を見るのは今改めて騒ぐことなのか?」となると、悩むところではありますが

今回物議を醸し出しているのは、プリンちゃんに
服を着せて補助輪のない自転車に乗せる調教」という点です。

 

これだと、動物の生態や習性などに配慮しておらず、不自然なものなので、アウトと捉えられます。

殴ったりしていないから問題ないという事ではなく、恐怖やストレスを与えるようなことをする事が問題であるという事ですね。

 

現に、プリンちゃんに自転車を教えようして、補助輪を外した状態で、何度も何度も漕がせていたのですが、その度に自転車が倒れそうになっていました。
 

ゆき
ゆき
これは環境省が定める『展示動物の飼養及び保管に関する基準』の中にある『動物に演芸をさせる場合には、演芸及びその訓練は、動物の生態、習性、生理等に配慮することとし、動物をみだりに、殴打し、酷使すること等は、虐待となるおそれがあることを十分認識すること』に違反しているのではないかという事で指導が入ったようです。

 


度々問題の起こる動物番組

 

動物を扱っていた番組は一定の視聴率がほぼ約束されている人気のジャンルです。

そのため、テレビ局同士は番組の差別化を図るために、自然界の流れを無視した内容を撮影する場合が多くあります。
 

みさき
みさき

ただそれによって色々な問題が起こるのがつきものなのが「動物番組」といえるでしょう。

 

具体的なトラブルの事案として数件紹介していきますね。
 

「どうぶつ奇想天外」

こちらは初めにお話ししておくと「人が亡くなっている事件」です。

ある程度柔らかくお伝えはしていますが、苦手な方は飛ばしてください。

「どうぶつ奇想天外」は

・1993年から2009年放送

・動物をテーマにしたクイズ番組

・番組最高視聴率は19.6%

1996年に起こった事件です。

この番組の取材目的でロシアを訪れていた、写真家の星野道夫さんがヒグマに襲われて死亡してしまったのです。
 
星野さんは、アラスカでグリズリーの写真を何度も撮影した実績もある、いわばその道のプロです。

普通に考えて、熊の習性などは熟知していたはずなのです。
 

「ヒグマと鮭」を題材にした写真を撮影するため、TBSのクルーと共にロシアのカムチャッカ半島南部のクリル湖畔へ行きました。

 

湖畔近くには身の安全を確保できる小屋や「鮭観察タワー」などの安全に配慮された宿泊施設があったものの、
星野さんは敢えて湖畔のほとりにテントを設置し、そこへ寝泊りします。

みさき
みさき
撮影に行ったのが、7月だったことで
「サケが川を上って食べ物が豊富だから、ヒグマは襲ってこない」と判断したようです。

 

ですが数日後、宿泊用の小屋の食糧庫にヒグマがよじ登り、飛び跳ねているのを発見。

体長2 m超の巨体を持ち、額に赤い傷のある雄クマだったとのこと。
 

このヒグマ、数日前にも同じく食糧庫を荒していたようで、空腹状態なのが分かります。

ゆき
ゆき
実はこの年、サケの川を上ってくるのが例年よりも遅れていたそう。
そして、発見された赤い傷を負ったヒグマが
地元テレビ局の社長によって餌付けされていたので、人間への警戒心が薄かったとも
原因だと考えられています。

しかし事が起きたその時には、今のようなデーターを知るはずもありません。

「偶然だ」と考えたのでしょう、星野さんは忠告も無視して、テントでの宿泊を続けます。

 

そして、2週間が経過した日の深夜にそれは起きました。

キャンプ場に星野さんの叫び声が響き渡ります。

急いで小屋から出たスタッフたちが見たのは、例のヒグマが彼を咥えて、森の中へ戻っていく姿。
 

その後、森の奥で息を引き取っている星野さんが発見されています。

 

ゆき
ゆき

この事件は、野性を相手にした時の、人間がどれだけ無力なのかを全人類に知れ渡す事件だったと思います。

 

「坂上どうぶつ園」

大きなトラブル、指導が入ったという事はありませんが、視聴者の方達の意見では

みさき
みさき

「子犬達の側で大声で歌い、周りは大きな手拍子で盛り上げる。
犬の聴力は無視されていませんか?見ていてとても不快だった。
また、驚いて奥に逃げる子犬達がとても可哀想でした」

という声や

ゆき
ゆき

「ねこの耳に糸電話で子供が大声で喋る動画や
ねこの頭の上にトマトソースパスタをてんこ盛りにのせて子供が喜んでる動画を
面白動画として紹介するセンス」

嫌悪感が伝わるコメントも見られました。

 

「天才!志村どうぶつ園」

・2004年スタート

これぞ動物番組!と人気を博していたのがこの番組。

その中でも「白井家シリーズ」は人気コンテンツの1つでした。

白井家は約40匹の保護された動物たちと暮らす6人家族。

動物との共同生活がとても注目されていましたが、実は、不適切飼育や近隣トラブルなどを抱えていたことが発覚しています。

 

また白井家の愛馬の「放牧場」として紹介されていた土地は、所有者に無断使用していたとして行政指導も入っています。

 

「ヤギへの落書き」「愛馬の違法解体」も重大な問題としてあげられています。

 

ただ最終回スペシャルでもそうですが、白井家の存在自体をなかったものとして放送されていますね。

 
そして別の件でも問題となったこの番組。

茨城県にある動物園の新施設建設に密着した時がありましたが、その施設の園長の態度が問題となりました。

 

『日本一客が来ない動物園』として、これまでにも何度か紹介されていた、この動物園。

クラウドファンディングで資金を募って、新たにイノシシ牧場を建設することにしました。

オープンの様子もしっかりと放送されたのですが、オープン初日の開園30分前に園長が「開園祭をやる」突然と言い始めます。

当然段取りも何もしていない現場はパニック状態。

実は、本来前日にやる予定だったのですが、園長自身が日付を間違えていたので、当日になってしまったという背景があったようです。

 

そのパニック状態の様子までもが、しっかりと放送されており、園長への批判もさることながら
「なんでこんなの放送するんだろ」といった番組への疑問の声もあがっていました。

 

パン君の事故とは?

「志村動物園」と言えば忘れてはいけない「パンくん」の存在です。

天才チンパンジーとして長い間、園長の志村さんや視聴者さんに愛されてきました。

そんなパン君ですが、テレビで見なくなったきっかけとなる事故を知ってますか?

 

「パン君 事故」と検索すると、逆にこれしか出てこないのですが

ゆき
ゆき

2019年に起きた「パン君の女性襲撃」です。

 

そもそもパン君は撮影の時以外は「熊本の動物園」にいました。

ゆき
ゆき

そこでショーをする事もあったようですね。

そのステージが終わった直後、10メートル程離れたところにいた20代女性に駆け寄り、足首と腰、そして額にかみついています。

 
女性はドクターヘリで緊急搬送されて全治2週間のケガだったとのこと。

 

みさき
みさき

これがきっかけとなり、番組に出る事はなくなりました。

これからの「どうぶつ園」はどうなる?

みさき
みさき
ぶっちゃけ多分何も変わらないんじゃないのかなぁ

「歴史は繰り返す」という言葉があるように、死亡事故が起きてからも動物との距離感を大きく変える事もない。

たびたび表に出る、今回紹介したような問題や視聴者からの声があっても、これまた何も変わってきていません。

視聴者が「芸達者な動物」を待ち望んでいるのも少なからずあると思いますが、まずはそういった私たちの価値観を考え直す事が必要なのではないでしょうか。

そして同じように「問題と思われるシーン」が放送されたときに「面白くない」という声が増えれば、動物番組の在り方も
初めて変わってくるんじゃないのかなと思います。