ここ数日、+683ニウエという国際電話がかかってきたという方が増えています。
+683ニウエからの電話は国際電話詐欺という立派な詐欺なので、絶対に出ない・折り返さないようにしましょう!
少し気味が悪いですが、出ない・折り返さないを徹底すれば心配はないようです。
+683ニウエを含む国際電話詐欺について、詳しく解説していきます!
+683ニウエ電話は詐欺?なんでかかってくるの?
ニウエとは
ニウエって誰?と思いましたが、ニウエは人ではなく、たくさんの自然が広がる人口わずか1500人という小さな独立国家だそうです。
ニウエからの電話について、話題になっているツイートがこちらです。
【+683ニウエ番号🇳🇺は詐欺電話】
ナウルじゃないですが昨日から増えてます❗️+683のニウエ番号から始まる国際電話に出ないでください❗️☎️基本的に詐欺電話です💢皆さんには、急に国際電話をかけてくるニウエの親戚はいますか⁉️同じ太平洋のよしみで注意喚起します❗️拡散のほどよろしくお願いします🙇♂️— ナウル共和国政府観光局(公式) (@nauru_japan) September 5, 2021
ナウル共和国も初耳な方が多いと思いますが、ニウエと同じ太平洋に位置する人口約1.3万人の世界最小の共和国で、ニウエからの電話とナウル共和国は直接関係はありませんが、同じ太平洋のよしみでニウエからの詐欺電話に関する注意喚起をしてくださったようです。
ニウエからの電話は国際電話詐欺
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【引用元】https://whoscall.com/ja/blog/articles/179-国際電話詐欺に注意!被害事例やその対策方法を理解しよう
+683ニウエからの電話を含む国際電話詐欺は最近特に横行していて、折り返しによる通話料で稼いだり、個人情報を盗むために行われる詐欺です。
ワン切り(ワンコールですぐに切れる電話)をして着信履歴を残し、折り返しをもらうことで通信料を稼ぐことができるという仕組みです。
+から始まる電話番号は全て国際電話で、海外からの着信です。
かかってきたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
(※まれに日本の電話番号も、+81と表示される場合があります)
国際電話詐欺で最も被害が多いとされているのは+675(パプアニューギニア)で、他にも+222(モーリタニア)など聞きなじみのない小さな国やアフリカからの着信もあるようです。
まさに現在‼️+237カメルーン国番号🇨🇲から大量の着信があるようです‼️
太平洋島嶼国でないですし、駐日カメルーン大使館に知人がおりません(一人いたような…🤔)ので余計なことは言えませんが、どうかお気をつけください🙇♂️ https://t.co/o95Y0u5aVf
— ナウル共和国政府観光局(公式) (@nauru_japan) September 6, 2021
なんでかかってくるの?
国際電話詐欺は不特定多数にワンコールの電話をかけるシステムがあると考えられており、ツイッターで検索すると同じ日に同じ国から電話がかかってきたという方が多くいらっしゃいます。
不安なときは、ツイッターで検索してみると同じ境遇の方を見つけられるかもしれません!
+683ニウエ電話がかかってきたらどう対応するのが正解か
おおん?
凄くヤバそうな所から電話かかってきたよ
調べたらスリランカらしい
最近流行りの国際電話詐欺でしょこれ(´・ω・`) pic.twitter.com/EmLNoh1vn7— 適当@ぼちぼちバイクも目覚めかな (@Tekitou_sono2) September 5, 2021
ニウエを含む知らない電話、特に+から始まる番号の国際電話には出ないことが正解です。
出てしまったらどうなる?
基本的に出てしまっただけで料金が発生する心配はありません。
ですが、相手も日々手口を変えてきているかもしれないので、怪しい電話はすぐに切るようにしましょう!
折り返したらどうなる?
折り返してしまうと、国際電話の通話料がかかってしまいます。
場所によって異なりますが国際電話の通話料は国内より圧倒的に高額で、ニウエでは30秒あたり65円の通話料がかかるようです。
この通話料は通信会社を通じて詐欺グループの手元に渡ってしまうので絶対に折り返さないことが重要になります。
また、折り返した際に通信料だけでなく個人情報まで奪おうとしてくる場合もあるようです。
たとえば昔あるケースは国番号(+33)からかかってきた不審番号に折り返すと、英語の自動音声で「数百万人の中からあなたが選ばれ、見事に 20,000 ユーロが当たりました。必要な情報を教えてください」という内容が流れてきます。
その後に続けて質問が流れてきて、ダイヤルキーや音声で性別、名前、年齢、銀行口座などの個人情報について回答するよう促してきます。
【引用元】https://whoscall.com/ja/blog/articles/179-国際電話詐欺に注意!被害事例やその対策方法を理解しよう
知り合いかな?と思いかけ直してしまうと「この番号の人は詐欺に引っかかりそうだぞ」と詐欺の標的にされてしまい、電話番号が他の詐欺グループにも共有され、たくさん思い当たらない電話がかかってくる…ということになってしまう場合があるようです。
今朝5時から、夫の携帯電話に2〜3時間毎に国際電話がかかってくる。ロシア、オーストリア、モナコ、ギニアビサウ、アルバニア、、、いずれもワン切り。国際詐欺?の電話っぽいんだけど、仕事の電話もかかって来るからマナーモードに出来ないし反応しちゃうし、困ったよ🥺
— satoMIมิ@クルンテープ (@MI_BKK) August 12, 2021
+683ニウエからの電話、なぜ番号が知られてしまった?
スリランカから着信が😱💦💦💦
詐欺電話なので折り返しの電話はしないように注意しましょう📲
高額の国際電話料金かかります💸 pic.twitter.com/2qH4Ln7FT1— ヘタレお嬢@投資家&派遣OL (@HETARE_ojyo) September 5, 2021
国際電話詐欺では、電話番号をランダムに組み合わせ、不特定多数にかけるという手法が用いられます。
そのため電話番号が知られたというわけではなく、偶然かかってきた場合が多いようです。
中には、ネットを通じて詐欺グループに電話番号が流出してしまったり詐欺グループ同士で個人情報を売買されたりして、電話番号が知られてしまうこともあるようです。
名前があまり知られていないような怪しいサイトやアプリに電話番号を入力しないようにしましょう!
+683ニウエ電話は詐欺?のまとめ
+683を含む電話は、国際電話詐欺という立派な詐欺でした。
国際電話詐欺の対処法は出ない・折り返さないことです!
また、ランダムの番号で不特定多数に電話をかける詐欺のため、ほとんどの場合電話番号流出の心配はありません。